— あなたの脳は、わりと性格が悪い —
ふとした瞬間。
3年前の失言がよみがえる。
中学の黒歴史が再生される。
誰も覚えていないであろうミスを、あなただけが覚えている。
しかも高画質。
なぜだろう?
その答えはたぶんこう。
あなたの脳は、生き残ることしか考えていないから。
優しさ?
メンタルの安定?
自己肯定感?
脳の優先順位はだいたい最下位だ。
脳はポジティブよりネガティブが好き
心理学には「ネガティビティ・バイアス」という考え方がある。
人はポジティブな出来事より、
ネガティブな出来事のほうを強く記憶する。
なぜか。
危険だったから。
昔の人類にとって、
「昨日の夕日きれいだったな〜」より
「昨日あの茂みから猛獣が出た」
のほうが重要だった。
覚えていないと死ぬ。
つまり脳はこう思っている。
恥ずかしい思い=社会的危険
失敗=群れから追放のリスク
ちょっと大げさだけど、
原始的な脳は本気でそう捉える。
だから何度も再生する。
まるで監視カメラのように。
あなたが弱いわけではない
「なんでこんなこと気にするんだろう」
違う。
あなたが弱いんじゃない。
脳が過剰防衛しているだけ。
ただ問題は――
現代に猛獣はほぼいない。
いるのはSNSと既読スルーくらいだ。
なのに脳は本気で警報を鳴らす。
少し迷惑なボディガードだ。
結論
嫌な記憶がよみがえるのは、
あなたが“ちゃんと生き延びようとしている証拠”。
でも安心していい。
その黒歴史、
他人は8割忘れている。
残り2割は、
自分の黒歴史で忙しい。

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